in situ ハイブリダイゼ-ション用標識cRNAプロ-ブ

遺伝子 発現の確認に用いるプローブ は、目的 遺伝子からの転写産物のみ を特異的に検出するものであること が必要です。 最近の報告では、同列遺伝子の複数のエクソンがスプライシングされる際に、スプライシング行程が異なるために生成する、転写多型産物が存在し、 その転写多型産物の違いが、形質に影響することも明らかにされつつあります。 従いまして、今後は、これらの転写多型も視野にいれた、in situ ハイブリダイゼ-ション用プロ-ブが必要になります。

弊社では、カタログにのせた種々の生物種につきまして、in situ ハイブリダイゼ-ション用プロ-ブとして、上に述べた転写多型産物を視野に入れた各種 標識cRNAプロ-ブを取りそろえております。

In situハイブリダイゼーションの技術情報

  1. 一般的なIn situ ハイブリダイゼーション法
  2. In situハイブリダイゼーションで見られる非特異的シグナルの抑制
  3. cRNAプローブ領域の設定方法
  4. マウスでの発現の系統間差